vol.12 インフルエンザ 2008.12|兵庫県神戸市「兵庫」駅から徒歩2分の耳鼻咽喉科。

深澤耳鼻咽喉科

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深澤耳鼻咽喉科通信

vol.12 インフルエンザ 2008.12

寒くて、空気が乾燥する季節がやってきました。インフルエンザが流行する季節でもあります。普通の風邪と違い、高熱を伴い重症化・合併症なども引き起こす恐れもある感染症で予防も含めて対策をとっておくことが重要です。
<通常の風邪との違い>
  通常の風邪と異なり、40度近い高熱が急にでるのが特徴です。熱は5日間ほど続くことが多く、体のだるさ・関節痛・筋肉痛などの症状も強くでます。気管支炎・肺炎・脳炎(特に小児)を併発することもあり、特に体力の弱い高齢者・乳幼児などでは注意が必要です。
<インフルエンザの種類>
  インフルエンザウイスルが病原体で、おおまかにA,B,C型の3つがあります。この中でもA型(香港型、ソ連型などにさらに分類されています)は毎年変異したウイルスとなって世界的に流行しています。またA型が感染した場合B,C型よりも症状が強くでます。日本では、特に1月下旬から2月上旬がもっとも流行する時期となっています。
<感染は?>
  患者さんのくしゃみ、咳・たんで排出される微粒子に混じって他のヒトに感染する(飛沫感染)ことで簡単に流行してしまうのです(通常の風邪は、手から手へ、などの接触によってうつることが多いとされています)。
<予防が大事です>
  イフルエンザウイルスは湿度に弱いので、乾燥をさけること、日頃から体力をつけ、抵抗力をつけておく、ヒトごみをさける(うつされないようにする)、外出後は手洗い・うがいをきっちりする、マスクをする(咳やくしゃみをしちゃう方は、他のヒトにうつさないためにも、エチケットマスクとして)などが重要です。
  ワクチン接種も有効です。健康な成人では70-80%で発症予防効果があるといわれています。流行時期を考えると、10月下旬から遅くとも12月中旬までには接種しておきたいものです。これはワクチンを接種してもすぐには予防効果が現れないからです。できれば3-4週間の間隔をあけて2回接種するほうがより有効です。高齢者や、気管支炎など肺疾患をもっている方、気管支喘息の小児、妊婦さんは特に接種が望ましいといえます。
<治療>
  発症から48時間以内(とにかく早い方がいい)であれば、ウイスル増殖を抑える薬も有効ですが、基本は水分を多めにとり、ゆっくりと休養することが大事です。
  *治療の詳細は、院長にお尋ねください。小児では使用しにくい薬もあります。

 

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